
Videographerの倉田です。
シーズン最後にして、最大サイズのキッカーにて撮影しましたので報告します。
今回はMighty Jamming主催のキロロ・オークリー キッカーセッションです。

Mighty JammingのJackieがキロロスノーワールドと交渉を重ね、コースディレクションをブルこと浦田義哉が行い、実現したノール長25mの巨大キッカーセッションとなりました。
2daysで行われ、day1はMighty Jamming、SEVEN SAMURAI ENTERTAINMENT、そしてKAI Entertainmentの3プロダクションが撮影に参加。スキーヤーとスノーボーダーによるセッションとなりました。
朝一はミーティングを行い、Jackieから色々と説明がありました。

キッカーまでは全員圧雪車にて上っていきます。もちろんパトロールも同行していただき、セッション中はずっと待機していただいていました。ロケーションは、キッカーから眼下を見下ろすと、新緑のキロロワールドが広がり、遠くには赤井川村の牧場が広がっています。まるで北米のサマーキャンプのようです。

本来は、ノール長30mオーバーでのセッションを予定していましたが、雪質や風等コンディションが安定しないことから、キッカー脇でライダースミーティングを行い、ノールをやや短くして飛ぶこととなりました。圧雪車にて大まかな修正を行い、最後はライダー全員で手分けして整備を行いました。
写真は休憩中にキッカーそばにて出会った行者ニンニクたち。量と質に興奮してしまい、写真がぶれています。真七侍クルーが持ってきていたミニ七輪で肉と一緒に昼食です。その場で採れたもので力をつけて、その場で飛ぶ、田巻いわく、スーパーナチュラルセッション、ある意味そうですね。

結局day1は日が傾く〜太陽光の色が変わっていく中を狙っての撮影となりました。
みんなローテーションがゆっくりすぎて、7なんて違うトリックに見えるくらいでした。滞空時間があるので、グラブも長く、スピードと距離感がわかってしまったライダー達は気持ちよさそうに飛んでいました。

チェックジャンプでランディング下まで飛んで行き、男立ちしたブルもさすがですが、真七侍のエース、世界の國母カズのジャンプは、やはり世界でした。撮影のトリとなった、刺しっぱなしのワンローテーションのB5は鳥肌ものでした。

もう暦としては、春から初夏になり始め、約1ヶ月後のピークに向け日が長くなってきていますが、キロロからの帰り道は、さすがに日が落ちていました。毛無峠の展望台から見る小樽市街の夜景は、これは観光スポットになるなぁと感心する風景でした。

日が変わって翌日のday2も晴れ、太陽に笠がかかっているのでぎりぎりday2は天気が持ちそうだとわかる空模様。結局一日中、笠がかかっていました。

これが今回のキッカーのサイズがわかる写真。
day2は昼間に雪が緩んでアプローチに苦労したものの、ライダー達は確実に結果を残していきました。田巻・石川寛文はロデオ軸のトリック、楠泰輔はノーズ持ちっぱなしの7や9、石川丈郎はツーグラブ系、そしてブルはスイッチトリックをばっちり残しました。アプローチがドッグレッグしていたので、かなり難しい処理となっていましたが、ブルお得意のアール直前スイッチでなんなく飛び出していました。滞空時間が長いので、ss7のミュートなんて、ゲームかと思うくらいグラブが長かったですね。そして最年少の佐々木慎吾は、最後の最後でロデオ7を下まで飛んでメイク!これにて全員メイク映像が残りました。

今回のセッションの立役者Jackie。無事セッション終了したことで、気持ち晴れ晴れで北海道から離れることができるんじゃないでしょうかね。そして、キッカーのディレクションを行い、チェックジャンプもして、しっかり映像も残したブル、さすがでした。本当にお疲れ様でした。

セッションは15時前に終了となり、そのあとは遅い昼食をBBQで。このシーズンはほんとアスファルトの暖かさが雪上からの切り替えとなりますね。
キロロワールド内の中央分離帯に咲いていた桜が満開できれいでした。

これで終わりかと思いきや、偶然日程がビタビタであった、09シーズンの打上げがその晩にありました。ビタだったということで、KAI Entertainment×Mighty Jamming合同の打上げとなり、総勢19名にて乾杯!話題の半分は、ビッグキッカー飛んだ、飛びたい、飛んだ時どうだった、この写真どーよ、そんな話でみんな楽しく飲んでいました。こういった機会がないと、これだけのメンツ・人数は集まらないと思いますので、非常にいい締めになったなと感じました。
国内でシーズンを過ごしていると、このクラスのキッカーを飛ぶことはほとんどないのが現状です。しかし今回セッションに参加したライダー達は海外での経験やそれぞれ培ったスキルで大きなクラッシュもなく、しっかりとジャンプしてくるところはさすがだなと改めて思い知らされました。ただ、ライダー達もいい経験になった、今後のステップアップになることは間違いないと言っていました。キロロスノーワールドもライダー達のスキルに感心し、今後もこういったセッションを行いことに前向きな状況でしたので、来シーズンもプロダクションにとらわれず、みんなでスノーシーンを盛り上げるためにやって行ければ、と感じたセッションでした。